才能と精神力について論理的に考える
あなたの作ったものはゴミである、あるいはプロとアマの分岐点:プロジェクトマジック:ITmedia オルタナティブ・ブログを読んで思ったことがあるので書きます。
人が持っている能力のうち、才能と精神力の2つをとりあげて考えます。
よくある2x2のマトリックスで書くとこんな感じです。
元記事の例のように、才能も精神力もあるB人間しか認められない人がいます。
しかし僕はAやDのような人間でもいいと思うんです。精神力がなくても才能があれば、その人なりのやり方で能力を発揮できるし、才能がなくても精神力があれば、試行錯誤の中でなにか見つけられるかもしれない。
C人間でも、才能、精神力以外の他のパラメーターを伸ばしたり、それによってこの2つの能力も高くすることは可能だと思います。
Bだけじゃない人がいるというのを認めて、そういう人を組織の中でどう活かすかは、その組織をマネジメントする人に掛かっています。
もっと具体的にいうと、元記事の人はC、Dは論外で、A人間もBにならないとダメだと言っています。短期的に成果を出したいのならそれは正しいし、実際成果も出ているからこれだけ自身を持って持論を展開できているんでしょう。しかし未来のことを考えているとは思えない。